患者にとって安心の出来る環境とは

 看護の現場では、24時間体制で患者を看ていくことが必要となる為、看護師による2交代制の勤務によって患者が安心出来るような環境を形作っています。患者の急な容態の急変等という状況に対応する為にはどうしても目が離せないからなのです。2交代制の勤務は他の職種においても、その会社の生産状況などを考慮してよく行われていますが、特に看護の現場では人の命に関わることなので、患者にとって看取る人がいないという不安要素を取り除くことが重要となります。そして、老人病棟では2交代制の勤務が必要不可欠と言えるでしょう。人は誰しも年を取ると体が弱り、自分の意志で体を動かしていくことがままならなくなってしまいます。ですので、必然的に誰かが看取っていくことで老人の出来ないことを補っている訳です。
 看護の現場で2交代制をしている方で、患者のおむつ替えをする回数は大体6回くらい行うようです。老人病棟に勤務している方としての宿命でありますが、看護師としての誇りによって、いわゆる下の世話もそつなくこなしていくことが大事となります。そして、少ない人員の中で巡回をしなければならないケースもあり、いつ呼吸停止や心筋梗塞に見舞われてしまうか分からない恐怖の中で看取っているのです。それでもやっていけるのはその看護師に看護の仲間がいるからなのでしょう。しかし、いくらフルタイムで交代で看ているからとは言え、限られた人数で業務をこなさなければいけない看護師の立場も考慮していかなければいけません。看護師の数を増やして余裕のある看護が出来てこそ、本当の意味での患者を看取るということに繋がるのだと思います。